午前11時。
突然、サイレンが鳴り
緊急地震速報受信機「デジタルなまず」の
放送が入りました。
保育室で遊んでいた子どもたちは
顔色を変えて机の下に入り、
身を守ることができました。
「大きな地震が起きました。
先生の話をよく聞いて園庭に避難しましょう」
毎月行っている防災訓練のおかげで
泣き出す子はほとんどいませんでした。
園庭に避難すると
まもなく樟誠高校のお兄さんたちが来て
園児一人ひとりと手をつないで
高校グラウンドまで避難してくれました。
今日は樟誠高校との合同防災訓練でした。
幼稚園の子どもたちは先生でなくても
お兄さんたちとしっかりと避難することができました。
高校の生徒さんたちは身近に
小さい子どもたちがいて、自分たちの力が必要だと
いうことを知ってくれたと思います。
いつ災害が起こるかわかりません。
もちろん子どもたちとの日頃の訓練と
職員の防災意識は大事ですが、
近くに頼りになる高校生がいることは
子どもたちを守るうえでとてもありがたいことです。
今後も合同の訓練を続けていきたいと思います。