毎年恒例、PTA事業の観劇会。
今年の劇団風の子さんは何と九州・福岡から来てくださいました!
劇団風の子九州のお芝居は『みんなのお家』。
いつもと違う遊戯室の雰囲気に、朝からワクワクしていた子どもたち。
時間になり入場すると・・・まず目に飛び込んできたのは
真っ青な空に雲がぽっかりと浮かんだ舞台背景。
(どんなお話かな)(楽しそうだな)
と期待が膨らみます。
最初の短いお話はちょっぴり環境問題を考えるお話。
人間が捨てたごみを食べてしまった海鳥や
ペットボトルのふたを家にしようとするヤドカリが出てきました。
『みんなのお家』は
ずっと一人で暮らしてきた茂じいが
定年を迎えて山の一軒家で静かに暮らそうと引っ越してきます。
そこに住んでいたタヌキの親子を追い払い
大きなどんぐりの木を切り倒し
何かと茂じいを心配する、山のふもとに住むハル婆やシュンタをも
邪険に扱いますが・・・。
ちょっとホロッとし、そして人の温かさを感じるお話でした。
幼稚園の子どもたちにはちょっと難しいかな?と思いましたが
そんなことは全くなく、
なんとばんびちゃんも最後まで鑑賞することができました。
劇団風の子さんは毎年とても良いお芝居を見せてくださいます。
今年も子どもたちはお話の世界に浸り
笑ったり、しーんとしたり
とても良い時間を過ごすことができました。